「受胎告知」 エル・グレコ El Greco
「受胎告知」
エル・グレコ El Greco
1922年当時フランスに滞在していた児島虎次郎は、とあるパリの画廊でエル・グレコの『受胎告知』という作品が売りに出されていたのを眼にした。この作品の素晴しさを見抜いた児島ではあったが手持ちがなかったため、自身の出資者である大原孫三郎に送金を依頼、大原も送られてきた写真を見て了承し、児島は『受胎告知』を購入すると日本へ持ち帰った。結果的にこの二人の判断は的中し、現在では『受胎告知』が日本にあることは奇跡とまで言われている。
(エル・グレコは同じ「受胎告知」のテーマで構図や彩色や細部の描写が異なる複数の作品を残しており、そのうちの一点が岡山県の大原美術館に所蔵)
制作 : 1590年 – 1603年
種類 : 油彩
所蔵 : 岡山県 大原美術館
出典:「受胎告知 (エル・グレコ)」『ウィキペディア日本語版』2022年1月8日 (土) 15:00 UTC、
URL: https://ja.wikipedia.org
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