「鏡のヴィーナス」 ディエゴ・ベラスケス Diego Rodríguez de Silva y Velázquez
「鏡のヴィーナス」Venus del espejo
ディエゴ・ベラスケス Diego Rodríguez de Silva y Velázquez
1647年から1651年にかけて、ベラスケスがイタリアに滞在していたときに描かれたものといわれ、ローマ神話の女神であるヴィーナスが裸体でベッドに横たわり、彼女の息子である愛の神キューピッドが支える鏡に見入っているという構図の絵画である。
ベラスケスが描いた裸婦画で唯一現存している作品で、厳格なカトリック教国であった当時のスペインにおいて17世紀に異端審問によって徹底的に弾圧の的となった裸婦を描いたスペイン絵画で残っている非常に数少ないものの一つである。
制作 : 1647年 – 1651年
種類 : 油彩
所蔵 : ナショナルギャラリー、ロンドン
出典:「鏡のヴィーナス」『ウィキペディア日本語版』2022年2月27日 (日) 19:46 UTC、
URL: https://ja.wikipedia.org
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